2019.02.01
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はじめまして。
私は田村隆(タムラタカシ)と言います。
写真を初めて約7年ほど経ちます。きっかけは当時、宮崎あおいさんが出演していたオリンパスのミラーレス一眼カメラPEN E-PL2のCMでした。完全に外観から入りました。
年に何度か訪れる気まぐれ。軽い気持ちで始め、何となく終わる毎度の事。
そう思っていました。
しかし、お世辞で褒められた事を鵜呑みにしてしまい、まんまとのめり込んでいきました。
写真に対する考え
写真を撮るタイミングは日常が大半なので、一緒の時間が長い妻の写真が多めです。
見返してみると、カメラ目線の写真ばかりです。作為的に撮っている訳ではないのですが、他のポートレートでも同じ傾向でした。
自分なりにその理由を少し考察して見ようかと思います。
まず、私はどちらかというと人物が綺麗に見えるだけのポートレートは苦手です。写真を見ても、綺麗や可愛いぐらいしか印象が残らないと思うからです。
商業写真だとそれが良いのですが、私はその人物とカメラを撮る人との関係性やストーリーが感じられる写真を撮りたいのです。
そういった無意識の狙いから、私は被写体がこちらを見た瞬間にシャッターを切っているのだと思います。
また『カメラ目線』といっても、被写体が見ているのはカメラのレンズではなく撮影者であり、その写真自体を見ている人は被写体と目が合う感覚に近いのではないでしょうか。
目が合うという事は、写真を眺めながらにして被写体と時間を共にしたという、実際に対峙しないと得難い感覚が得られるのだと思います。
見た人に色々な情景や思いが溢れるような写真が撮りたい。私はまだまだこれからも写真の奥深さにのめり込んでいる真っ最中なのかも知れません。