2019.04.20
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作品とは
先日、写真展に行ってきました。
apartメンバー和田氏と、彼のフォト仲間黒田氏による二人展「RE-BIRTH」
フライヤーはこんな感じ。
両名のこだわりが詰まった会場は、空間を上手く使った決して多くない展示数に反し、ひとつひとつの作品に対する愛と熱と欲が賑やかにひしめき合い、写真愛好家のその上のマニア、所謂変態であることを彼らは自ら証明する巧みな作りになっており、異次元をシェアできる方々は勿論、ワンランク上を目指し悶々としている写真好きな方々も必見の写真展となっていました。
素晴らしかったです。
会場内の様子をチラリ。
4月30日からは会場を大阪に移し開催されるのでご興味あれば是非と思います。
私がこの写真展を通じて感じたことは、作品作りについてどこまでこだわるのか?という事でした。
彼らは、撮ったものに、ひとつづつ、何度も命を吹きます。人に任せることなく、全てを自分で産み出します。
撮影して、レタッチして、紙を選んで、現像方法を選んで、額装を選ぶ。会場を選び、ライティングを考える。
あえて自分は伏せますが、これが作品なんだな、と単純に思いました。
このご時世、誰でも簡単に写真が撮れる中である意味逆走している様にも考えられますが、そう言う意味では、今の時代に求められる芸術とは、自動とは真逆の手動がひとつのキーワードになるのかもしれないなと思ってみたり。
最後に。あえて時代の最先端、iPhoneのアプリで撮った写真を貼って終わります。
可愛いですね(o^^o)
では、また。
邑井 隆一