2020.04.18
/ BLOG
お世話になります。
邑井の回です。
突然ですが、
コロナショックに対して写真家は何ができるか。
…いや、ちょっと思ってみただけです。
私はというと、自分と家族をどう守るかしか行動のキャパがなく、
つまり全くカメラ触ってません。
その代わり、カミュ著のペストを読んでいます。
理由は、このコロナありきの世界の未来がどうなっていくのか知りたかったからです。
これはベストセラーのフィクション小説なので説明は不要かもしれませんが、ざっくりと。
ある日突然、死に至る感染症であるペスト菌が発生した都市がロックダウンされて、その中で生きる人々の群像劇なのですが、もうこれがね、予言書か!!ってくらい今の世の中と内容がリンクするんですよね。
ここまでの前振りで何が言いたいかと言うと、歴史とか史実ってのは繰り返すってことです。
何もペストの宣伝をしたいわけではありません。
であれば、歴史を知るってことは未来を知るってことで、深く知れば知るほどドラえもんに近づけるわけですよ。もっと学校で勉強しておけばよかったなと後悔してます。
ただ、完全ニワカの私の主観ですが、美術の世界は繰り返すことはしてないように思います。一部古き良き時代に主流が戻ることはあれど、つねに進化してきたと言っていいでしょう。上から目線ですいません。
で、それは写真においても同じように感じるんですね。つねに進化していると。
今日アパートメンバーの和田康平氏から、「暇つぶしに」と、こんなサイトを紹介されました。
クリック→こんなサイト
金沢市の本屋さんのブログですが、
現在の写真界の最先端を知りたければ是非ご覧になってください。暇つぶしどころか、熱中しますよ。
現代写真と21世紀アートと共通していることは、最新のテクノロジーを駆使していることと、絵画!建築!写真!てゆう枠組みが無くなりつつあることなのかなと僕は思ってます。ただ最新なのはテクノロジーだけであるってことがミソなのかもしれません。
今後のトレンドはどうなっていくのか、繰り返されるのか、新たなアバンギャルドの誕生を願いつつ、モダニズム作品に一喜一憂しながら楽しみにしております。
以上、主観でいろいろクダ巻かせてもらいました。
最後まで読んでいただいた方には、感謝しかないです。
最後の最後に、公園で遊ぶ親子。
ではでは。
邑井 隆一