2021.01.06
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あけましておめでとうございます。
昨年も沢山の方にご覧いただきありがとうございました。
本年も中日ドラゴンズ並びにapratをよろしくお願いします。
それでは早速2020年買ってよかった写真集ご紹介していこうと思うのですが、ベスト3どころか5も超えちゃったのでサクサクと紹介していきたいと思います!
沢村賞投手大野雄大の完封ペースのようにサクサク行きます!
9回118球被安打2奪三振10四死球0無失点のペースです!
野球中継の枠が20分余るペースで行きます!
あっ、今年購入した写真集なので、発売が今年ではないものもありますがその場合補足いれますね。
では参りましょう!
横田大輔 matter 2020年発売
このmatterという写真集のシリーズは今までも欲しかったのですが部数の少なさ(基本各1部!)と値段の高さ(今までみたものは1冊10〜20万円!)に中々手が出ませんでしたが、今年はたまたま部数も多く(各1部は変わりませんでしたが10パターンくらいあったので)値段も例年よりは安かった(3万円…)ので購入しました。
最高です。
製本も素晴らしいし紙質も良い。
横田大輔の紙は高い紙を使っているという意味で紙質がいいというのではなく、ものすごく作品に合っている紙を選んでいるなといつも感じます。一体この紙はなんなんだろう…くれよこの紙…
以前のブログでも書きましたが、これは写真集というよりもアーティストブックと呼ぶジャンルで、この本自体が作品というべき写真集なので、モノとしての存在感がハンパないですね、家宝です。
では続きまして
Ryu Ika Through 2020年発売
こちらも今年発売の1冊です。
作家はRyu Ikaさんで、女性の方です。
ご覧になってわかるように、OHPシートのような透明なシートを使い、前後するイメージと重なることで新しいイメージを生み出しています。
こちらも先程の横田大輔のmatterと同じでアーティストブックですね、部数も多分10部なかったと思うので。
超カッコいいです。
動画で見るとこんな感じです→IMG_6244
ご本人がインスタで投稿してたような覚えがあるのですが、以前ブログで紹介した横田大輔のこちらの写真集にインスピレーションを受けたらしいです→こちら
Ryuさんのインスタは→こちら
Ryuさんは中国内モンゴル出身で、写真家の登竜門である「1_WALL」の2019年度のグランプリ受賞者で今後の活躍が期待される写真家さんの1人です。
他の写真集も2冊買っていますが、どれもめっちゃ好きです。
今年も沢山の作品を期待してます。
さて続きましてはこちらです
VALERIE PHILLIPS meow 2012年発売
ガーリーフォトの旗手、ヴァレリー・フィリップスの写真集です。
あれ?普通っぽい写真集も見るんだなコイツとか思いました?そりゃ見ますよ。めっちゃ可愛いし。
4、5年前に古本で見かけて買いそびれていたのですが、昨年たまたま見つけることができたので即購入しました。
最高っす。
めっちゃ可愛い。
若者にしか出すことができない雰囲気、力強くエネルギーに満ち溢れながらもどこか儚くすぐに壊れてしまいそう。
そんなありのままの姿が映し出されています。
めっちゃ可愛い。
インタビュー記事がありましたので貼っておきますね、ちょうどトップに出てくる女の子がこの写真集の子です→ここ
めっちゃ可愛い。
インスタグラムアカウントはこちら→VALERIE PHILLIPS
彼女の写真集はメルカリなどでも3000円くらいから見ますし、沢山の女の子が被写体になっているので気になった方はぜひ探してみて下さい!
まだまだ続きますよ!(現在4回の裏が終わったくらいです)
BEN KELWAY STUDIO 2020 2020年発売
中々買えない本ばっかり並べるのもアレだったので、現在購入可能な写真集を紹介します。
こちらは写真集好きの友人からプレゼントしていただいたもので、自分で購入したわけではないのですが、とても良かったのでご紹介させていただきます。
作家として書いてあるのは出版社の名前です。
理由はこの本は総勢70名ほどの作家の作品が72ページに渡り紹介されている作品になります。
当初は今回のコロナで被害を受けた方へのチャリティーを目的とし、2020年、20ページ、20の団体への寄付というコンセプトで始まりましたが、想像以上の反響により、作家を当初予定していた10名から70名に、ページを20ページから70ページに増やして発売されました。
未発表作品のみで構成された本作はこのコロナ禍で各作家が感じたことや、移動制限がある中で撮られた新作などで構成されていて、日常を感じ、日常を考えさせられる作品が多かったように思います。
twelve bookさんの本年度ベストセラーにもランクインしていましたので記事貼っておきます。また、そのまま購入も可能ので気になった方は是非→ここ
どんどんいきましょう!
Lin Zhipeng a.k.a No.223 Grand Amour 2020年発売
こちらも現在購入可能な1冊です。
リン・チーペンは中国の作家です。
a.k.a No.223までが作家名です。
中国は性表現にとても厳しいため、今作はパリのホテルに滞在して撮影、展示をした作品になります。
前作『Flowers and Fruits』でも高い評価を得ていて、現在の中国を代表する作家の一人と言えます。
2017年に29歳の若さでこの世を去った中国出身の写真家レン・ハンとは被写体とするモチーフなどが似ていることから比較されることも多いですが、リン・チーペンの写真は被写体の人物との関係や距離感にフォーカスしているのに対し、レン・ハンは人体のフォルムや身体の美しさにフォーカスを当てているよに感じます。
レン・ハンはこれからの世界の写真界を引っ張っていくであろう人物だっただけに自殺したと聞いたときは本当に残念でしたが、彼の死後もInstagramのページは残されているので、気になった方はぜひ見て下さい→ここ
そして、リン・チーペンにはこれからも沢山の素晴らしい作品を生み出していって欲しいです。
こちらもまだ買えます!のでリンク貼っておきますね→ここ
ラストスパートに入りますよ!(まだあるんかい!)
John Diva CHROMA 2020年発売
この写真集は今年1冊目か2冊目に買ったんですが、その時すでにこれは今年のマイベスト3に入ってくるなと思ったお気に入りの1冊です。
この作品はストロボにカラーフィルターなど用いて撮影し、普段見慣れている景色に違和感を感じさせ、見る側の感性を揺さぶってきます。
よーく見るとわかるのですが、人型の白やピンクの切り抜きの下に支えている細ーい棒のようなものが写っていたりしています。(僕も友人に言われて気づきました!)
フォトショップを使わずに現実世界で仕上げることで、よりこの異質な感覚にリアリティが出ているように思えます。
こちらもIACKさんで購入できるので気になった方は解説もより書かれているのでご覧になって下さい→ここ
さて、最後はこちら
築山礁太 matrix 2019発売
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、以前のブログで
と書いた写真家さんです。
現在まだ24歳です。
はい、この写真集に関してはですね、次回のネタに取っておこうと思います。
実はこの写真集以外に頼んでいたもう1冊の築山さんの写真集が遂に届いたので次回そちらも合わせてご紹介できればと思います。
ちなみに表紙はこんな感じです→こんな感じIMG_6310
はい。
皆さんも良く目にすることのある、なんの変哲も無い表紙の植物が風で揺れる写真集ですね。
えっ?みたことない?
僕もですよ笑
楽しみにしていて下さい!
以前にブログで紹介したことのある写真集は今回外させていただきました。
山谷さんのdoorsなどもほんと素晴らしい作品でしたね!
それでは、本年もこんな感じで行きたいと思いますのでよろしくお願いします!
サイナラ!